HOME/COLUMNS/AK-105 完全解説|ロシア特殊部隊FSBが選ぶコンパクトカービン歴史・スペッ…
| 項目 | データ |
|---|---|
| 正式名称 | カラシニコフ AK-105 |
| 原産国 | ロシア |
| メーカー | カラシニコフ・コンツェルン(旧イジェフスク機械製造工場) |
| 採用年 | 1994年 |
| 口径 | 5.45×39mm |
| 装弾数 | 30発(標準マガジン) |
| 全長 | 824mm(ストック展開時) |
| バレル長 | 314mm |
| 重量 | 2,980g(空) |
| 発射方式 | セレクティブファイア(ガス圧作動) |
| 主な使用者 | FSB・SOBR・ロシア内務省系治安部隊 |
「AK-105」という銃名を聞いて、すぐに実銃の姿が思い浮かぶ銃マニアはそう多くないかもしれません。しかし、ロシアの治安部隊・特殊作戦において「AK-105は精鋭の証」とも言える存在であり、エアガン市場でも独自のポジションを確立しています。
本記事ではAK-105の開発背景・歴史・スペックをAKシリーズとの比較を交えながら詳しく解説し、現在市販されているCYMA・LCT・E&L製の電動ガン3モデルを徹底比較します。「cyma ak105」を探している方にも、LCTやE&Lの高品質モデルを検討している方にも役立つ購入ガイドをお届けします。
AK-105は、ソ連崩壊後のロシアで1994年に採用されたコンパクトアサルトカービンです。AK-74の基本メカニズムを継承しながらバレル長を415mmから314mmへ短縮し、折りたたみポリマーストックを採用することで取り回しのよいカービンを実現しました。
カラシニコフ・コンツェルンが1990年代に開発した「AK-100シリーズ」の中核を担うモデルで、現在もFSB(連邦保安庁)やSOBR(特殊即応部隊)などのロシア精鋭治安機関で現役使用されています。
AK-105は、同世代に開発されたいくつかのバリエーションモデルとともに「100シリーズ」を構成しています。
| モデル | 口径 | バレル | 特徴 |
|---|---|---|---|
| AK-101 | 5.56×45mm | 415mm | NATO弾対応・輸出仕様 |
| AK-102 | 5.56×45mm | 314mm | AK-101のカービン版 |
| AK-103 | 7.62×39mm | 415mm | AK-47後継のロシア標準 |
| AK-104 | 7.62×39mm | 314mm | AK-103のカービン版 |
| AK-105 | 5.45×39mm | 314mm | AK-74のコンパクト版 |
この中でAK-105はロシア国内向けの5.45mm専用モデルであり、FSBやSOBRの治安作戦を中心に採用実績を積み上げています。AKの最新世代であるAK-12とは異なり、AK-105はシンプルな設計思想を維持した実用性重視のカービンです。
AK-105の誕生には、1994〜1996年の第一次チェチェン紛争が大きく関係しています。ロシア軍が首都グロズヌイの市街地に突入した際、通常のAK-74の全長943mmは狭い室内・路地・車内での取り回しに大きな障害となりました。
当時使用していたAKS-74U(クリンコフ)は全長730mmとコンパクトでしたが、バレル長206mmが短すぎるために初速の低下と炎炎放射(マズルフラッシュ)が問題視されていました。「クリンコフより長くてAK-74よりも短い」絶妙な中間点として設計されたのがAK-105です。
バレル長314mmは、クリンコフより108mm長く取ることで初速の確保と炎炎放射の抑制を両立。全長824mmはAK-74比で約120mm短く、ヘリからのロープアクセスや車両への乗降時の扱いやすさを大幅に改善しました。
この実戦経験を経て、第二次チェチェン紛争(1999〜2009年)以降にFSBや特殊部隊への配備が急速に進み、今日ではロシア国内の多くの治安機関が標準装備として採用するに至っています。AK-47の歴史から始まるカラシニコフの系譜において、AK-105は都市型・特殊作戦向けへの進化を象徴するモデルといえます。
AK-105のカタログページではすべてのスペックを確認できますが、ここでは実用面での重要ポイントを掘り下げます。
314mmというバレル長は一見中途半端に見えますが、実は緻密な計算の結果です。
AK-105のシルエットを特徴づけるのが、サイドフォールディング式ポリマーストックです。ストック折りたたみ時の全長は約625mmまで縮小し、パラシュート降下時やヘリからの侵入時に銃が邪魔になりません。
ポリマー(高強度プラスチック)製のストックは旧来の木製・金属製と比べ軽量で耐候性にも優れ、ロシアの厳寒地帯での使用でも割れにくい特性を持っています。
空重量2,980gは現代の軍用小銃として標準的な数値です。30発マガジン装填状態で約3.6kgと、長時間の市街地パトロールでも疲労が少ない設計になっています。フルメタル製のAK-74(空重量3,300g)と比較しても、ポリマーストックの採用が約320gの軽量化に貢献しています。
AK-105は「AK-74の短縮版」ですが、近縁モデルとどう違うのかを数値で確認してみましょう。
| 項目 | AK-105 | AK-74 | AKS-74U | AK-12 |
|---|---|---|---|---|
| 全長(展開時) | 824mm | 943mm | 730mm | 922mm |
| バレル長 | 314mm | 415mm | 206mm | 415mm |
| 空重量 | 2,980g | 3,300g | 2,700g | 3,500g |
| 口径 | 5.45mm | 5.45mm | 5.45mm | 5.45mm |
| 採用年 | 1994年 | 1974年 | 1979年 | 2018年 |
| ストック | 折りたたみポリマー | 固定木製/ポリマー | 折りたたみ金属 | 折りたたみポリマー |
この比較から見えるAK-105の立ち位置を整理すると:
つまりAK-105は「コンパクト性と射撃性能のベストバランス」を体現したモデルといえます。
国内エアガン市場では、AK-105の電動ガンが主に3つのブランドから展開されています。価格帯・ターゲットユーザーが大きく異なるため、自分の用途に合ったモデルを選ぶことが大切です。
| ブランド | 製品名 | 参考価格 | ボディ | ターゲット |
|---|---|---|---|---|
| CYMA | CYMA AK-105 電動ガン | 約¥16,000 | ABS+一部金属 | 初心者〜中級者 |
| LCT | LCT AK-105 スチールボディ | 約¥58,000 | フルスチール | 中級〜上級者 |
| E&L | E&L AK-105 スチールボディ | 約¥68,000 | フルスチール | 上級者・コレクター |
「cyma ak105」と検索するユーザーが最も多いのが、このCYMA製モデルです。約16,000円という手頃な価格でありながら、AK-105のプロポーションとフィーリングを十分に楽しめる完成度を誇ります。
内部メカはCYMAの標準的な電動ガンユニットで、箱出し状態でもサバゲーで問題なく使用可能。AK共通のマガジン規格を採用しているため、中多弾マガジンなどのオプションパーツも豊富です。
AKシリーズをはじめて購入する方や、費用を抑えつつロシア系カービンの雰囲気を楽しみたい方に最適な選択肢です。詳細スペックはCYMA AK-105 電動ガンの詳細ページをご確認ください。
LCTは「AK電動ガンのトップブランド」として世界中のコレクター・上級者から支持されています。AK-105モデルはフルスチールボディにより、AK-105の重量感と質感を限りなく実銃に近いレベルで再現しています。
約58,000円という価格は入門者には高めですが、一丁を長期間愛用したいユーザーや、AKの雰囲気をとことん追求したいコレクターには「これ一丁で完結する」満足度の高い投資といえます。ガタつきの少ない精密な作りは耐久性にも優れ、長期使用でもパーツの消耗が緩やかです。詳しくはLCT AK-105の詳細ページを参照してください。
E&L(Evolution & Legacy)はLCTと並ぶプレミアムAKブランドの雄です。AK-105モデルは約68,000円で、スチール製パーツの精度・仕上げ品質ではLCTと甲乙つけがたい実力を持ちます。
E&Lは内部パーツの精度を重視した設計を採用しており、開封直後から安定した初速・集弾性を発揮するケースが多いとされています。予算に余裕があり「最初から最良のものを」という方はE&Lが有力な選択肢です。詳細はE&L AK-105の詳細ページをご確認ください。
AKシリーズを初めて試す方は初心者向けエアガン購入ガイドもあわせてご覧ください。
コストパフォーマンスに優れたAK-105電動ガン。約¥16,000でロシアカービンの雰囲気を体験できる入門向けの定番モデルです。箱出し状態でサバゲー使用が可能で、マガジン互換性も高く扱いやすいです。
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LCTが誇るフルスチール製AK-105。ロシア特殊部隊仕様の折りたたみポリマーストックと314mmショートバレルをリアルに再現し、長期間愛用できるハイエンドモデルです。
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E&L製の高品質フルスチールAK-105。LCTと並ぶプレミアムAKブランドが送る最高峰モデルで、精密な内部パーツと美しい仕上げでコレクターにも高い評価を得ています。
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AK-105はAK-74をコンパクト化した「100シリーズ」のひとつです。バレル長はAK-74の415mmに対しAK-105は314mmで約100mm短縮されています。全長もAK-74の943mmに対し824mmと短く、折りたたみポリマーストックを採用しているのが外観上の最大の違いです。口径(5.45×39mm)や基本的なガス圧作動メカニズムはAK-74と共通です。
5.45×39mm弾を使用します。AK-74と同じ口径で、AK-47やAK-103の7.62×39mmより小口径・高初速(900m/s超)の特性を持ちます。この高初速による平坦な弾道は長距離での命中精度向上に貢献し、コンパクトなバレルながら実用的な射程を維持しています。
主にロシアのFSB(連邦保安庁)、SOBR(特殊即応部隊)、内務省系治安部隊が採用しています。第二次チェチェン紛争(1999〜2009年)での実戦評価を経て普及が拡大し、現在ではロシア連邦警察の特殊部隊、刑務所警備部隊、国境警備隊にも配備されています。コンパクトさと5.45mm弾の威力を兼ね備えた設計が、都市部・建物内での治安維持作戦に適しているためです。
最大のメリットはコンパクト性と取り回しのよさです。全長824mmはインドアフィールドでも邪魔になりにくく、一方でアウトドアの中距離戦にも対応できるバランスのよいサイズです。AK共通マガジン規格により多くのオプションマガジンが流用でき、ランニングコストの面でも優れています。独特のAK系サウンドとフィーリングも、AKファンにとって大きな魅力です。
CYMAは約16,000円の入門向けでコストパフォーマンスが高く、箱出し状態でも実用的な性能を発揮します。LCTは約58,000円のハイエンドでフルスチールボディによる圧倒的な質感と耐久性が特徴です。サバゲーを気軽に楽しみたい方はCYMA、AK-105の外観・重量感を徹底追求したい方や長期的に使用したい方はLCTまたはE&Lが適しています。
3つの主要価格帯があります。CYMA製(約¥16,000)は入門〜中級向けのコスパモデル、LCT製(約¥58,000)はフルスチールのハイエンドモデル、E&L製(約¥68,000)は最高品質のプレミアムモデルです。予算と求める品質・使用目的に応じて選択することをおすすめします。
Call of Duty: Warzone や Battlefield シリーズなどの人気FPSゲームにロシア特殊部隊の装備として登場します。独特の折りたたみストックのシルエットが視覚的にわかりやすく、ゲームを通じてAK-105を知ったという方も多いです。エアガンでゲーム内の見た目を再現できるのも電動ガンの魅力の一つです。
AKS-74U(クリンコフ)と比べると、AK-105はバレルが108mm長い分だけ初速が高く(AKS-74U: 735〜800m/s → AK-105: 890〜900m/s)、炎炎放射も少ないです。ただし全長はAKS-74Uの730mmよりAK-105の824mmのほうが94mm長くなります。取り回しと射撃性能のバランスで優れているのがAK-105、極限のコンパクトさを優先するならAKS-74Uという選択になります。
AKシリーズ全体の歴史や特徴についてはAK-47徹底解説・AK-74解説・AKS-74U(クリンコフ)解説もあわせてご覧ください。エアガン購入を検討中の初心者の方には初心者向けエアガン購入ガイドもおすすめです。
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